九州船旅マイカー旅
と、いうことは…。
こちらです。温泉の地獄です♨️ 火災ではありません。
こちらは、小松地獄といい、筋湯温泉の泉源の一つ。あちこちで「シュー」とか「ゴボゴボ」とかいうてます。温泉たまごもでき、それ用のカゴも置いてあります。
ここは九重連山と阿蘇外輪山の境目にあたるところで、火山に挟まれているので、いかにもですね🌋






硫黄臭がすごく、火薬の臭いにも近いですね。地獄といえば別府のイメージですが、さすがは温泉県。あちこちこのような豊かな地熱資源がございます。
そして地熱といえば、




あれに見えるは、地熱発電所!
九州ならではですね。
こちらは、九州電力八丁原(はっちょうばる)地熱発電所。
火力発電所のボイラーの役割を地球(地熱)が果たしているという。私が子供の頃、日本には発電所が4種類あって、水力、火力、原子力、そして地熱と知り、地熱発電所だけはまだ現地にも現物も知らない未知の世界。
やっと夢が叶いました👍
地下に閉じ込められた、マグマの熱で高温となっている地下水を汲み上げ、その蒸気によってタービンを回し発電💡
蒸気を取り出した残りの熱水は、再び地下に戻すそうで、かなりのグリーンエネルギー。
残念ながら、この時は1号機が定期点検中で、中を見ることができませんでしたが、地熱という資源が豊富にある九州はやはり魅力的ですね。
ちなみに九州には地熱発電所が7ヶ所あり、こちら八丁原は2機で110,000kwの出力を誇るとのことで、九州では2番目(1977年)に、全国では5番目に建設され、日本で最大の地熱発電所となっています。
日本のエネルギー政策はなかなか紆余曲折がありますが、東日本大震災発災以降、地熱発電も見直されてきており、関西でもなんとかならないかなぁ〜と思った次第です。
有馬とか、湯村とか。。でも、高温泉があるからできるものではないそうです💦