そらとうみ
2024/02/19 19:12
網走番外地
55年前に網走に4ヶ月滞在したことがあります。(懲役刑ではありません)
学園紛争を敬遠、休学して北海道を放浪中に少し立ち留まった街です。
当時はその数年前からヒットしていた高倉健の「網走番外地」の影響もあり、網走刑務所正門は観光の人気スポットの一つでした。
今回は季節は冬だし、天都山に「博物館網走監獄」が出来たこともあってか、刑務所正門を訪れる人はいませんでした。55年振りというのは怖いものです。当時の刑務所の正門が今のレンガ造りだったのか永泉寺(後述)のある木造づくりだったのか記憶が混乱してしまいます。
網走駅周りもすっかり変わって駅舎は鉄筋になってるし、駅前の民芸土産店だった一角は何件もホテルがたってるし、いつもお世話になっていた食堂も廃業していました。
職場(民芸店)の一つだった天都山のユースホステル「友愛荘」は名前も変わった宿泊施設になった後、今はそこも廃業になっていました。
永泉寺山門の説明看板には昭和54年とあるので、刑務所の建築物が博物館に移築した時期とも重なるので55年前に見た正門はこの木造かと思っていました。ところが現実にレンガ造りの正門を見ると55年前も『こちらだったかなぁ~』と思ったり…。記憶とはあやふやな物です。
はっきりと記憶していて、今も現存している数少ない物の一つがこの像です。「何とマイナーな…」と思われますが、これは高校時代の競技種目が『やり投げ』だったことが影響してるのでしょう。記憶ってそんな物なんでしょうね。
次回は「網走番外編」を予定しています。
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