2023/11/26 14:45
『恩讐の彼方に』
先週、大分県耶馬渓の「青の洞門」にも立ち寄りました。
菊池寛の『恩讐の彼方に』はこの禅海和尚の逸話をもとに書かれた短編小説です。
この物語のあらすじは小学校の頃から知っています。「道徳の時間」(そんな科目があった?)なのか、「担任の先生」(彼女は『ビルマの竪琴』を読み聞かしてくれた)なのか、「父親」(結構物知りで旧海軍整備兵だった)なのか、定かではありませんが、いずれかから聞いて覚えていました。
「清廉潔癖に生きた来た!」とは言いませんが、幼い頃に受けた教育はそれなりの価値観を持って生きて行くバックボーンにもなっています。ありがたい事です。
この小説には結末以降の様子は書かれていませんが、それでも世界中の争い、特に戦闘休止中の彼の地にはこの『恩讐の彼方に』を読み聞かせたいものです。
世界が平和でありますように!!